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実家を更地で売却するメリット・デメリット

実家を解体して、
更地で「売る」場合の
メリット・デメリットは何か?


実家を解体してから「売る」にしても、
いくつかケースがあります。


例えば、

・周りに迷惑がかかるので、
 まず実家を解体し、時期をみて売る。

・土地にした方が売りやすいと思い、
 戦略的に実家を解体して売る。

・土地建物を一緒に売りたいが、
 購入希望者からの購入条件で、
 建物を解体することを求められた。

などが挙げられます。


ケースバイケースによって、
メリット・デメリットはありますが、

解体費用をかけてまで、
売却するメリットがあるかどうか?

というところが、
土地で売る場合の大きなポイントです。


地方の実家だと、
売却金額よりも解体費用の方が
高い場合もよくありますが、

費用だけでなく、
建物をなくして売ること自体に、
大きなメリットになることはあります。


以下に、土地で売る場合に考えられる
メリット・デメリットを挙げました。


古い実家を壊して売却するかどうか?
判断する時のご参考にしてください。

○メリット
・建物の責任を考えることなく、
 売却できる。(手離れできる。)

・売却するまで、
 建物の管理を気にすることがなくなる。

・売却する土地の状況がはっきりわかる。

○デメリット
・建物の解体費用、
 樹木や石などの撤去費用などがかかる。

・売却に時間がかかる


このように

「空き家になった実家をどうするか?」

と漠然と考えれる方は多いですが、

どのように活用するかで
かかる費用はかなり差がでてきます。


例えば、以下の事例の場合、
どのような対応をすると
どれだけ費用がかかるのか?
5つのパターンをご紹介いたします。

【事例】
家の広さ:30坪(約100㎡)
築年月:昭和44年11月
土地の売却相場:300万円
普通程度にモノがある。

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1.壊して土地で維持する場合

売却・収入金額0円ー解体費用150万円-片付け費用60万円ー税金年12万円×10年=▲330万円

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2.そのまま売却する場合

土地売却金額300万ー片付け費用60万円ー解体費用相当額150万円=90万円

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3.壊して土地で売却する場合

土地売却金額300万ー片付け費用60万円ー解体費用150万円=90万円

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4.ほったらかしにする場合

売却・収入金額0円ー税金年2万円×10年=▲20万円

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賃貸収入 月3万円×12ヶ月×10年
360万円

②その後、そのまま売却すると

土地売却金額300万ー片付け費用60万
ー解体費相当額150万円
150万円

③10年間の税金・保険
税金年2万円×10年+火災保険20万円
40万円

10年間の収支
=①+②ー③

=360万円+150万円ー40万円
470万円

※売却時と賃貸収入の税金の計算は、
 考慮していません。

※各項目の試算数値は以下の設定です。

・解体費用
 家の広さ(坪)× 5万円(木造)
 解体費についてはこちら

・片付け費用(普通) 60万円
 片付け費用についてはこちら

・税金=固定資産税 
 家あり  年2万円
 土地だけ 年12万円
 固定資産税についてはこちら

・火災保険 
 保険金額1000万円、保険期間10年
 木造、地震保険あり、家財なし

どのような選択を行っても
コストはかかってしまうのですが、

選択によって
マイナスが大きくなったり、
逆に収益が上回る

ことを実感していただくために
事例として記載しました。


ご自身の実家の場合、どうなるのか?

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