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なぜ実家を片付けなければならないのか?

「実家の片付け」は、
なぜやらなければならないのか?


・思い出を整理する。
・部屋やスペースを広く使いたい。
・ほこりやカビなど、掃除が大変。

などが、理由にあげられるでしょう。


しかしながら、
空き家で片付けしていないと
問題になることは多くあります。


例えば、

・モノがあることによって、
 不衛生になったり、
 家の不具合に気づかない。

・盗難や不審者侵入のきっかけになる。

・遺言や財産の発見が遅れたり、
 故人の想いに気づかず、
 トラブルになる可能性がある。

などが考えられます。


そして何よりも問題なのは、

原則、家の中も外も、
何もない状況にしなければ
実家の活用はできない。

ということです。


家を売る時は、ほとんどの契約で、

残置物(家にあるもの)は、
売る側が処分して引き渡す、

という条件が付きます。


また、
家を解体する(壊す)場合も、
残置物がない状態で壊しはじめます。


残置物と解体した廃材は、
捨てたり処理する場所が違うからです。


家を買う側、借りる側からすれば、
家の中には、自分のモノを置きたいし、

片付けられていないと、
自分のモノを置きたくても
スペースや建物の状態がどうなのか?
もわかりません。


要するに、実家の片付けは、
現実的に実家の活用に繋がり、
大きく影響してくるということです。


実家にモノがたくさんあって、
どうしたらいいのかわからない。。

ということなら、
専門家や経験者などに相談して、

少しづつでも、
片付けを進めていきたいですね。


このように

「空き家になった実家をどうするか?」

と漠然と考えれる方は多いですが、

どのように活用するかで
かかる費用はかなり差がでてきます。


例えば、以下の事例の場合、
どのような対応をすると
どれだけ費用がかかるのか?
5つのパターンをご紹介いたします。

【事例】
家の広さ:30坪(約100㎡)
築年月:昭和44年11月
土地の売却相場:300万円
普通程度にモノがある。

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1.壊して土地で維持する場合

売却・収入金額0円ー解体費用150万円-片付け費用60万円ー税金年12万円×10年=▲330万円

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2.そのまま売却する場合

土地売却金額300万ー片付け費用60万円ー解体費用相当額150万円=90万円

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3.壊して土地で売却する場合

土地売却金額300万ー片付け費用60万円ー解体費用150万円=90万円

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4.ほったらかしにする場合

売却・収入金額0円ー税金年2万円×10年=▲20万円

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5.人に貸す場合

①10年間、月3万円で貸すと、
賃貸収入 月3万円×12ヶ月×10年
360万円

②その後、そのまま売却すると

土地売却金額300万ー片付け費用60万
ー解体費相当額150万円
150万円

③10年間の税金・保険
税金年2万円×10年+火災保険20万円
40万円

10年間の収支
=①+②ー③

=360万円+150万円ー40万円
470万円

※売却時と賃貸収入の税金の計算は、
 考慮していません。

※各項目の試算数値は以下の設定です。

・解体費用
 家の広さ(坪)× 5万円(木造)
 解体費についてはこちら

・片付け費用(普通) 60万円
 片付け費用についてはこちら

・税金=固定資産税 
 家あり  年2万円
 土地だけ 年12万円
 固定資産税についてはこちら

・火災保険 
 保険金額1000万円、保険期間10年
 木造、地震保険あり、家財なし

どのような選択を行っても
コストはかかってしまうのですが、

選択によって
マイナスが大きくなったり、
逆に収益が上回る

ことを実感していただくために
事例として記載しました。


ご自身の実家の場合、どうなるのか?

知っておきたいと思われましたら、
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